最近は、SNS や Web サービスなどいろいろな情報を受け取ります。できるだけ確認する情報の一元化ができると確認の手間が軽減できて良いですね。本記事では、Gmail から Slack (というチャットやメッセージ、音声通話などをWebサービスのコミニュケーションツール)に送信する方法についてまとめています。
Gmail 以外にもメールアドレスへの転送機能があれば、複数のメールアドレスを同じ Slack で受ける事もできます。複数のメールアドレスを使い分けている方にとっては簡単に効率的にメールのチェックが可能です。
Slack は、国内外問わず多くのアプリと連携できるのも特徴で、複数のアプリ連携を考えたい方にはお勧めです。仕事でも個人的にも大変重宝しています。
Gmail から Slack への送信方法あれこれ
Gmail から Slack への送信するにはいろいろ方法があるのですが、やはり自分でメンテナンスできる方法が安心ですね。今回はその中でも簡単に行える Gmail 転送機能を使った方法になります。
Slack でまとめる事が逆に使いづらくならないか確認するのに試すときにもお勧めです。停止が必要な時は Gmail の転送機能を停止するだけになります。また、有償アカウントに切り替えた時は置き換えて行えますので、その点も心配ありません。
Gmail から Slack に送信する方法例
- Gmail から Slack メールアドレスに送信する(Gmail転送機能を利用) ★今回はこちら
- Slackアプリで連携する(有償版Slackが必要。有償版ではお勧め)
- 外部連携サービスを使う(無償版/有償版 Zapier を送信条件で使い分け)
- Google Apps Script プログラムを書く
準備するもの
- Gmail(無償版)
- Slack(無償版)
Slack から準備が必要な方は、以下より Slack アカウントを作成できます。
https://slack.com/ にアクセスして、右上の「無料で試してみる」から始められます。
Slack アプリのセットアップ方法は以下を参考にして下さい。
Gmail の転送機能を使って Slack に通知する
Slack へ送信を簡単に行える方法のひとつです。Slack は、ユーザーアカウント毎にユニークなメールアドレスが発行さます。このメールアドレスに向けて送信することでメールを受け取る事ができます。
Gmail に転送先の情報を登録
Slack のメールアドレス情報を取得
Slack アプリから、環境設定>メッセージ&メディアを選択して、画面内の下方にあるメールアドレスをコピーします(もしくは情報を控えます)。
※コピーボタンだとメールアドレス以外の文字が入る事を確認しているため、その時はメールアドレスを直接コピーするのが良さそうです。
Gmail に転送先メールアドレスを登録
Gmail の設定から、「メール転送とPOP/IMAP」を選択して、「転送先アドレスを追加」をクリックします。
先ほど、コピーした(控えた)メールアドレスを登録して「次へ」進めます。
Slack アプリに、登録するための確認コードが通知されますので控えます。
再び、Gmail の画面に戻って登録するメールアドレスに確認コードを入力して「確認」を押したら登録完了です。
以上で、Slack に送信するためのメールアドレス登録は完了です
Gmail に受信したメールを転送するための設定をする
転送機能の設定
Gmail 設定から、「フィルタとブロック中のアドレス」 を選択して、「新しいフィルタを作成」をクリックします。
転送するための条件を設定をします。(後で変更も可能です)
条件が決まったら、「フィルタを作成」をクリックして進めます。
From ・・・送信元のメールアドレスを指定する場合
To ・・・送信先に特定のメールアドレスが含まれる場合
件名 ・・・件名の内容を指定する場合
含む ・・・メール本文に任意の文字列を含む場合
含まない・・・メール本文にに似の文字列を含まない場合
サイズ ・・・メールサイズを指定する場合
「次のアドレスに転送する」にチェック、先ほど作成したメールアドレスを指定して「フィルタを作成」をクリックします。
転送する時に、ラベルやアーカイブも合わせて行なう場合は一緒にチェックしておきます。
設定は以上となります。
初めてでも簡単にできたのではないでしょうか。最後に動作を確認してみましょう。
Slack での受信を確認
Slack 側で、メールを受信するか確認をします。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
Gmail の自動転送機能を使う方法でしたが、いかがでしたでしょうか。
連携ツールを使うとメール以外にも様々なものが Slack でまとめて確認できるようになります。
本記事でも触れた Zapier を使った方法については別記事でまとめていく予定です。
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